ピー バルブとは
ピーバルブ(P-Valve,
Pee-Valve)とは、男性ダイバーがドライスーツを着たまま、水中・陸上を問わずいつでもオシッコができるようにするアクセサリです。あらかじめ身
体に専用のコンドームを装着しておき、ドライスーツを着る際に、スーツ本体に取り付けたバルブから伸びたチューブとコンドームを接続します。
排泄されたオシッコは、コンドーム→チューブ→バルブ本体を通じ、スーツの外に排出されます。これを装備しておけ
ば、エアが残ってい
るのにトイレのために浮上しなければならない情けない事態ともサヨウナラです。日本ではまだあまり見かけませんが、欧米では、何時間もの連続潜水をこなす
テクニカルダイバーを中心にかなり普及してきています。
オチンチンに装着し尿を受け止めるためのサックです。排泄された尿で膨らまないよう、夜用の
ものよりかなり厚手で伸縮性はあまりありません。
先端はチューブを接続するための細い筒状になっています。また内側はバンソウコウのような粘着になっており、不用意に外れないようになっています。メー
カーにより異なりますが、大体3〜5種程度のサイズに細分化されています。通常のダイバーであれば直径28〜32mm程度のものがフィットするようです。
粘着部の貼りなおしはききませんし、衛生上の理由からも使い捨てです。
コンドームが受け止めた尿をバルブ本体
まで導くための
チューブです。バルブのメーカーにより、黒いゴム製のものを使っている場合と、半透明なシリコンゴム製のものを使っている場合があります。
衛生上、定期的に交換するほうが良いようです。
コンドームがオチンチンから外れた場合に、外部の海
水
がスーツ内に入ってくるのを防ぐためのバルブです。チューブの途中に組み込まれている場合と、バルブ本体に内蔵されている場合があります。逆流防止バルブを使う場合は、潜行するにつれチューブが水圧
で潰れてオシッコが流れなくなってしまいますので、チューブ内にエアを入れるためのもう一つの
逆流防止バルブ(スクイズ防止バルブ)も必要になります。
アンバランスタイプといい、逆流防止バルブのないピーバルブもありますが、コンドームがオチンチンから外れた場合にスー
ツが完全に水没するので、ドライスーツ用としては推奨できず、基本的にはウエットスーツ用です。
尿
をスーツの外に排出するための部分です。ドライスーツの生地に穴を開けて接着もしくはねじ止めします。チューブを接続する尿流入口とスーツ外側の尿排出口
の2つの穴が開いています。モデルによっては、尿排出口が開閉式になっており故障の場合の海水の侵入を防止できるものもあります。また、逆流防止バルブ、
スクイズ防止バルブを本体に内蔵したモデルもあります。